5大リーグで優勝した日本人選手まとめ

これまでに、ブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエAで優勝を経験した日本人選手は合計11名にのぼります。
一方で、ラ・リーガやリーグ・アンでも酒井宏樹選手、久保建英選手、乾貴士選手といった実力ある日本人選手が活躍してきましたが、これらのリーグで優勝を経験した日本人選手は、まだ一人もいません。
ご希望であれば、もっと砕けた言い回しや統計的な整理もできますよ。何か追加しますか?
🇩🇪ブンデスリーガで優勝した日本人選手
奥寺康彦 1.FCケルン
奥寺康彦(おくでら やすひこ)は1977年にブンデスリーガの1.FCケルンへ移籍し、日本人選手として初めて海外でプレーした先駆者となりました。
初年度の1977/78シーズン、当時26歳だった奥寺はMFの準主力(24試合出場、18試合先発)として、ブンデスリーガとDFBポカールの二冠獲得に大きく貢献しました。
長谷部誠 ヴォルフスブルク
長谷部誠(Makoto Hasebe)は2008/09シーズンの途中、つまり冬の移籍市場でヴォルフスブルクに加入しましたが、チームの準主力(33試合出場、17試合先発)としてブンデスリーガ優勝に貢献しました。
大久保嘉人 ヴォルフスブルク
大久保嘉人(おおくぼ よしと)も長谷部誠と同じくシーズン途中に入団したけど、フォワードラインにはすげー選手がいっぱいいたから、なかなか出場機会は多くありませんでした。(13試合出場、11試合先発)
香川真司 ドルトムント x2
香川真司(かがわ しんじ)は、間違いなくドルトムントのレジェンドです。
2010年の夏にセレッソ大阪から移籍しましたが、ケガの影響で復帰したのは2011年の1月でした。それでも、復帰後はすぐに主力に定着し、18試合に出場して7ゴールという活躍でチームをブンデスリーガ優勝に導きました。
香川真司選手もキッカー誌が選定するブンデスリーガ年間ベストイレブンに選出されました。
2シーズン目となり、香川真司選手はケガの影響でコンディションが万全とは言えませんでしたが、それでも17ゴール・9アシストという素晴らしい成績を残し、ブンデスリーガとDFBポカールの二冠に大きく貢献しました。
ちなみに、このブンデスリーガのトロフィーは、ドルトムントにとって今のところ最後の優勝でもあります。
伊藤洋輝 バイエルン
伊藤洋輝(いとう ひろき)は、コンパニがバイエルンの新監督として最初に獲得した選手で、本来は左CBの主力として起用される予定だったと思われます。
しかし、シーズン開幕前にケガをしてしまい、結局ほとんど出場できませんでした。
なので、2024/25シーズンにバイエルンがブンデスリーガのタイトルを取り戻したとはいえ、伊藤選手にとってはあまり関わりのない優勝だったと言えるかもしれません。
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🏴プレミアリーグで優勝した日本人選手
稲本潤一 アーセナル
稲本潤一(いなもと じゅんいち)は、2001/02シーズンにガンバ大阪からアーセナルへレンタル移籍しましたが、結局一度も出場することはありませんでした。

香川真司 マンU
香川真司選手の名前が再び登場しました!
ドルトムントで3年間プレーした後、2012/13シーズンにマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、初シーズンではリーグ戦20試合に出場して6ゴール3アシストを記録しました。
日本人選手として初めて本格的にプレミアリーグ優勝を手にした選手となりました。
ただ、マンUでの全体的なパフォーマンスはあまり目立たず、2シーズン在籍した後に再びドルトムントに帰りました。

岡崎慎司 レスターシティ
ストライカーとして得点やアシストは多くなかったものの、前線からの守備に全力を尽くし、加入初シーズン(2015/16)にプレミアリーグ優勝を経験しました。
『The Leicester Miracle』の中で絶対的な主力であり、この優勝はレスター・シティが創立132年目で初めての1部リーグ制覇となった歴史的な瞬間でした。
南野拓実 リヴァプール
南野拓実(みなみの たくじつ)は2019/20シーズン途中にザルツブルクからリヴァプールに加入し、10試合に出場しました。
その後、チームは歴史的なプレミアリーグ優勝を達成し、南野選手もその一員でした。

ここまで紹介してきた選手たちには、ある共通点があることにお気づきでしょうか。
それは、「加入初シーズンにチームの優勝を経験している」という点です。
また、これらの優勝はいずれもクラブにとって非常に大きな意味を持つものでした。
- 1.FCケルンで現在に至るまで最後のブンデスリーガ優勝
ヴォルフスブルク史上唯一のブンデスリーガ制覇
ドルトムントの現時点で最後となるブンデスリーガ優勝、さらにマンチェスター・ユナイテッドの最後のプレミアリーグ優勝
ミラクル・レスター史上唯一となるプレミアリーグ優勝
- リヴァプールにとって初のプレミアリーグ優勝
遠藤航 リヴァプール
遠藤航(えんどう わたる)は、入団2年目にして、オランダ人監督スロットのもとでプレミアリーグを優勝しました。
しかし、スロット監督の下ではなかなか出場機会に恵まれず、リーグ戦での先発はゼロ、1試合あたりの平均出場時間もわずか12分にとどまりました。
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🇮🇹セリエAで優勝した日本人選手
中田英寿 ローマ
中田英寿(なかた ひでとし)選手は2000年1月、ローマに移籍しました。
移籍金は当時としては大した2,170万ユーロで、ローマが中田選手に大きな期待を寄せていたことがうかがえます。
しかし、当時のローマにはトッティをはじめとしたスター選手が多く在籍しており、その中で中田選手はなかなか存在感を発揮できませんでした。
結果として、2000/01シーズンにローマがセリエA優勝を果たした際も、中田選手は出場機会に恵まれず、シーズン終了後にはクラブを去ることになりました。
